この記事では、ボードゲーム専門のメディアやレビューサイトの評価・レビュー数、SNSで話題になったもの、よく目にするものなどから、3人プレイに向いているトリックテイキングを6作品選びました。
今まさに多くの人に遊ばれている人気のボードゲームや、発売から時間が経っても評価され続けている名作ボドゲなど、良いなと思ったものや筆者の視点含め紹介していきます。
トリックテイキングの何が面白いのか?
なぜトリックテイキングはこれほど面白いといわれるのか、そしてなぜ敬遠されることがあるのか。両方の側面からトリテの魅力について以下記事で考察しています。気になった方は読んでみてください。
3人で遊べるトリックテイキングのおすすめ
紹介していくなかで、難易度についてはBGGのWeightを参考にしています。記載しているベスト人数もBGGからになります。
難易度の主観的な参考としては、次のような感じになります。
1(簡単)~2(ちょいむず)~3(難しい)~5(激難)
ボトルインプ

| プレイ人数 | 2~4人 |
| ベスト人数 | 3人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 10歳 |
| 難易度 | 1.87 |
「ボトルインプ」は、スティーブンソンの小説『瓶の悪魔』をモチーフにした名作トリックテイキングです。
マストフォローのシンプルなルールながら、「勝てば得ではない」という独特のひねりがあり、初心者向けながら奥深いおすすめのボドゲ。

「ボトルインプ」は、新弾の【~びんの悪魔~】があります。こちらはチーム戦も可能になり6人まで遊ぶことができます。
勝つことが必ずしも得点とはならない面白さ

トリックを取ると得点になりますが、場の「悪魔の瓶」の現在価格より低い数字でトリックを取ると瓶を引き取ることになり、終了時に持っていると失点してしまいます。
うっかり勝ちすぎての瓶の押しつけがクセになってきて面白いです。
色ごとに数字の偏りがある特殊なカード構成
黄色は小さい数字、赤は大きい数字が多く、青はまんべんなく分布しており、同じマストフォローでも色によって危険度が変わります。トランプでは経験できない読み合いを楽しむことができます。
3人プレイがおすすめな理由
SNSでは、3人でトリテをするならコレ一択とも言われています。3人は瓶の行き先が読みづらく、押し付け合いのスリルが最も濃く出ます。
トリテ初心者にとっては少し難しいと感じるかもしれませんが、プレイ時間も30分と短めで3人だと迷惑をかける人数もすくないので、ぜひ挑戦してみてほしいボドゲです。
luz(ルイス):コロコロ堂版

| プレイ人数 | 3~4人 |
| ベスト人数 | 3~4人 |
| プレイ時間 | 約30~60分 |
| 対象年齢 | 10歳 |
| 難易度 | 2.00 |
「ルイス」は、自分の手札だけが見えないという異色設定のビッド式トリックテイキングです。
何回勝てるかを予想してビッドしつつ、他人の手札は色・数字ともに丸見えという情報の非対称さが生む頭脳戦が魅力の、トリテ好きの間で人気を集めるおすすめ作品です。
ビッド(勝利数の予想)がある

配られた手札を見ないまま、自分が何回トリックを取れるかを予想して宣言するのが難しくも面白い。
手掛かりは他プレイヤーの反応やビッドの傾向のみで、まるで自分の手の内を推理していくような感覚が味わえます。予想が的中したときの快感、ドーパミンはすごいです。
手札の情報が相手に公開される変則ルールが面白い
自分以外の全員の手札は色も数字も見えており、色ごとに大小順で並んでいるため、場の流れを読めば「自分の手札はおそらくこのあたりだろう」と推測できます。
情報が少しずつ明らかになっていく過程がパズルを解くようで、初心者でも読み合いの手応えを実感しやすいのが楽しいポイントです。
3人プレイがおすすめな理由
ルイスは3〜4人対応ですが、3人は場に出ている他人の手札の情報量が絞られる分、一人ひとりの手札の並びをしっかり観察・記憶しやすく、初心者でも推理のプロセスを追いやすいのが利点です。
名作トリテとは一味違う体験をしたい3人卓におすすめです。
バージョンが違いますが、以下記事も参考になります。
スカルキング

| プレイ人数 | 2~6(8)人 |
| ベスト人数 | 4~6人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 8歳 |
| 難易度 | 1.73 |
「スカルキング」は、海賊たちが宝を取り合うビッド式トリックテイキングです。
何トリック取れるかを予想して、当たったら得点になるシンプルな仕組みですが、個性豊かな特殊カードがいっぱい合ってそれが楽しい。人気・名作どちらの側面も持つおすすめの定番です。
※旧版は6人まで新盤はカードが増え8人まで対応。
ビッド(勝利数の予想)が悩ましく面白い
手札を見て何トリック取れるかを宣言し、予想がぴったり当たれば高得点、外れれば減点というシビアなルールが緊張感を生みます。
みんなのビッド宣言からどうなるかを読みつつ、自分の宣言をどこまで攻めるか考える駆け引きが一番面白い。
特殊カードが難しくも楽しい展開を生んでくれる

人魚や海賊、白鯨、クラーケン、スカルキング本人など、通常のマストフォローを覆すカード同士がジャンケンのように絡み合い、一発逆転の展開も生まれます。
強いカードを持っていても油断できない緊張感と、噛み合ったときの「よっしゃ!」って感じがクセになるポイントです。
3人プレイがおすすめな理由
スカルキングは最大6人(8人)まで遊べますが、人数が多いほど特殊カードの絡み合いが増して運要素の強いパーティーゲーム寄りの盛り上がりになります。
逆に3人ならビッドの読み合いや手札コントロールがそのまま勝敗へ影響するため、腰を据えたガチプレイを楽しみたい人にこそおすすめ。
ビッドスリー

| プレイ人数 | 3人 |
| ベスト人数 | 3人 |
| プレイ時間 | 約15~33分 |
| 対象年齢 | 9歳 |
| 難易度 | 1.00 |
「ビッドスリー」はトロイア戦争の三美神になって戦う、3人専用のガチトリテです。
スート同士が三すくみになってて、ただ強いカード出せばいいってわけじゃないところがめっちゃ面白い。カウンティング好きにはたまらない、隠れたトリテ作品って感じの一本。
スートが三すくみになってる

グー・チョキ・パーみたいに強弱がぐるっと回る関係になっていて、「このスートには勝てるけどこっちには負ける」みたいな読み合いが常に発生します。
単純に強いカードを持ってても安心できないから、最後まで気が抜けないのが楽しい。
あえて0勝を狙う戦略もアリ
普通は勝った方が得点になりそうなのに、このゲームは0勝を仕掛けてくる、ちょっとひねくれた駆け引きも可能。
相手が0勝狙いかどうかを見抜けるかで勝敗が変わってくるから、慣れてる人ほど本気になったりします。
3人プレイがおすすめな理由

そもそも3人専用だから他の人数では遊べないです。3人だからこそ三すくみのスート関係とか0勝狙いの読み合いが成立しています。
人数を増やして誤魔化しがきかない分、ガチで頭使いたい人にはドンピシャな一本かな。
今は入手困難なのが残念。
キャットインザボックス

| プレイ人数 | 2~5人 |
| ベスト人数 | 4人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 13歳 |
| 難易度 | 2.05 |
「キャットインザボックス」は、シュレディンガーの猫がモチーフの変わり種トリテです。
カードには色がついてなくて、出す瞬間に自分で色を宣言するっていう、普通のトリテとは根本から違うルール。
矛盾(パラドックス)を出さないように頭フル回転させるのがめちゃ面白い、人気の高いボドゲ。

カードの色(スート)を自分で宣言するのが面白い
手札のカードは全部「無色」で、出したタイミングで「これは赤!」みたいに自分で決めて行きます。
でも、今まで出た色とか数字と矛盾しちゃダメだから、頭の中で消去法しながら宣言する感じです。
パラドックス起きた瞬間の「あちゃー」って空気もクセになります。
ビッドと陣取りがセットになってる

何トリック勝てるか予想しつつ、実際にカードを出すたびにボードのマスも埋まっていくから、トリテなのに陣取りゲームみたいな盤面の広がりも楽しめます。
単純な勝ち負けだけじゃなくて、マスの繋がり方でも得点が変わってくるのが奥深い。
その分、ちょっと難しいと感じる人が多い気がします。
3人プレイがおすすめな理由
キャットインザボックスは2〜5人対応で、人数が多いと色の矛盾チェックがどんどん複雑になって思考時間も伸びがちです。
3人だと管理する情報量がちょうどよくて、初めてでもテンポよく遊べつつ、宣言の駆け引きもしっかり楽しめる感じがしました。本気でわちゃわちゃ楽しむなら4人、ちょっと遊んでみたいという感じなら3人がいい感じです。
ミノダイス

| プレイ人数 | 3~6人 |
| ベスト人数 | 4人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 8歳 |
| 難易度 | 1.59 |
「ミノダイス」は、カードじゃなくてダイスを振って勝負するトリテ。
何回勝てるか予想してから、ダイスを振って一番大きい出目を出した人が勝ちです。
運要素強めだけどそれが逆に盛り上がる、ワイワイ系トリテの人気枠。

ビッド(勝利数の予想)が盛り上がる

ダイスを受け取った時点でまだ振ってないのに、何回勝てそうか予想して宣言しなきゃいけない。
運任せの部分はあるけど、それでも予想が当たった時の「読めた!」感がちゃんとあるのが面白い。
特殊ダイス(ミノタウロス・グリフィン・マーメイド)が面白さを増す

この3種類は普通のダイスより強くて、しかも三すくみの関係になっています。
好きなタイミングで出せるから、ここぞという場面で切り札的に使えるのが楽しい。それなのに!ダイスを振って白旗がでて負けるという運もある。
3人プレイがおすすめな理由
ミノダイスは3〜6人対応で、人数が多いほどダイスの出目がバラけてパーティー感が強くなります。
3人なら一人ひとりの予想と出目の関係がまだ追いやすくて、初心者でも「今のは読めたかもな」って手応えを感じやすいです。
気軽に変わったトリテを試したい時に3人がちょうどいいかな。
※現在入手困難
まとめ
今回は3人で遊ぶのにぴったりなトリックテイキングを紹介しました。どれも同じ「トリテ」でも遊び味が全然違うので、気分やメンツに合わせて選んでみてください。











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