この記事では、ボードゲーム専門のメディアやレビューサイトの評価・レビュー数、SNSで話題になったもの、よく目にするものなどから、5人プレイに向いているトリックテイキングを5作品選びました。
今まさに多くの人に遊ばれている人気のボードゲームや、発売から時間が経っても評価され続けている名作ボドゲなど、良いなと思ったものや筆者の視点含め紹介していきます。
トリックテイキングの何が面白いのか?
なぜトリックテイキングはこれほど面白いといわれるのか、そしてなぜ敬遠されることがあるのか。両方の側面からトリテの魅力について以下記事で考察しています。気になった方は読んでみてください。
5人で遊べるトリックテイキングのおすすめ
紹介していくなかで、難易度についてはBGGのWeightを参考にしています。記載しているベスト人数もBGGからになります。
難易度の主観的な参考としては、次のような感じになります。
1(簡単)~2(ちょいむず)~3(難しい)~5(激難)
スカルキング

| プレイ人数 | 2~6(8)人 |
| ベスト人数 | 4~6人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 8歳 |
| 難易度 | 1.73 |
「スカルキング」は、海賊たちが宝を取り合うビッド式トリックテイキングです。
何トリック取れるかを予想して、当たったら得点になるシンプルな仕組みですが、個性豊かな特殊カードがいっぱい合ってそれが楽しい。人気・名作どちらの側面も持つおすすめの定番です。
※旧版は6人まで新盤はカードが増え8人まで対応。
ビッド(勝利数の予想)が悩ましく面白い
自分の手札を見て「何回勝てそうか」を宣言するんだけど、ぴったり当たれば高得点、外れると普通に減点されるからけっこうシビア。
みんなの宣言を聞いてから、予定を少し変更してみたり、手札と相談する考える時間がいちばん楽しい。
特殊カードが難しくも楽しい展開を生んでくれる

人魚や海賊、白鯨、クラーケン、スカルキング本人など、通常のマストフォローを覆すカード同士がジャンケンのように絡み合い、一発逆転の展開も生まれます。
強いカードを持っていても油断できない緊張感と、噛み合ったときの「よっしゃ!」って感じがクセになるポイントです。
5人プレイがおすすめな理由
スカルキングは最大6人(8人)までできるゲームだけど、5人になると特殊カードのぶつかり合いが一気に増えて、誰の狙い通りにも進まないカオスな展開になりやすいです。
ガチの読み合いというより「うわ、そう来る!?」ってみんなでワイワイ盛り上がる感じが強くなるから、パーティー感を楽しみたい時は5人以上がおすすめ。
ブードゥープリンス

| プレイ人数 | 4~5人 |
| ベスト人数 | 5人 |
| プレイ時間 | 約20分 |
| 対象年齢 | 8歳 |
| 難易度 | 1.62 |
「ブードゥープリンス」は、クニツィア作の脱落系トリテ。
マストフォロー&切り札ありのオーソドックスな作りだけど、規定のトリック数を取った瞬間にそのラウンドから抜けなきゃいけないっていう変わったルールがあります。
「いつ抜けるか」が全てを左右する、シンプルだけど奥深い名作。

脱落要素が他にはない面白さ
決められたトリック数に到達した瞬間、強制的にそのラウンドから退場。
勝ってるはずなのに早々にゲームから外されちゃう感覚があって、普通のトリテとは違う緊張感が生まれるのが面白い。
そしてこの仕組みが得点につながる。
抜けたタイミングで得点が決まる特殊な仕組み
「ブードゥープリンス」は規定トリックを取り抜けた瞬間、まだ残ってる他のプレイヤーが取ってるトリック数がそのまま自分の得点になります。
だから最初はわざと勝たせておいて、みんながある程度トリックを溜めた頃合いで自分が抜けるのがベスト。
でも粘りすぎて最後の一人になると自分のトリック数しかもらえないから、まさにチキンレース。
5人プレイがおすすめな理由
「ブードゥープリンス」は2〜5人対応で、5人だと誰がいつ抜けるか予測しづらくなって、チキンレース感が一気にカオスになります。
ガチで勝負するというより「え、もう抜けるの!?」ってみんなで驚きながらワイワイ盛り上がれるから、パーティー感を求める場合は5人がいいかなと思いました。
波乱と海原(テキサスショーダウン)

| プレイ人数 | 3~6人 |
| ベスト人数 | 5~6人 |
| プレイ時間 | 約45分 |
| 対象年齢 | 10歳 |
| 難易度 | 1.30 |
「波乱と海原(テキサスショーダウン)」は、トリックを取らない方がいいっていうトリックアボイダンス系トリテ。
マストフォローだけど切り札はなくて、8種類あるスートそれぞれで数字の強さが違うっていう変則構成です。
長年トリテランキングの上位に居座り続けてる、まさに人気・名作両方を兼ね備えた一本。
※波乱と海原はテキサスショーダウンのリメイク版です。

トリックを取って勝つことが得点につながらない、負けを目指すのが面白い
トリックを取ると1ダメージが入っていって、規定ダメージに達したら終了。
得点が低い人が勝ちっていう、普通のトリテと真逆の目標設定です。
「これ以上勝ちたくないのに勝っちゃう…」っていう悲喜劇が続出するのが面白い。
8スートで数字の強さがバラバラという特殊なカード構成

スートによって「強い数字が多いスート」「弱い数字ばかりのスート」がバラバラに設定されてるから、単純な大小予測が通用しません。
手札を配りきってしまうから運要素はあるけど、「一枚で大逆転」が生まれることがあり、それが楽しさにつながってる部分もあります。
5人プレイがおすすめな理由
「波乱と海原」はベストが5〜6人と言われてるくらい、5人プレイで一番輝くゲームです。
人数が増えるほどカードの奪い合いが激しくなって、「誰にダメージが飛んでくるかわからない」カオスな展開が楽しめます。
ガチガチの計算より、わちゃわちゃした駆け引きを味わいたい時におすすめです。
パパヨー

| プレイ人数 | 3~8人 |
| ベスト人数 | 4~5人 |
| プレイ時間 | 約30~40分 |
| 対象年齢 | 7歳 |
| 難易度 | 1.06 |
「パパヨー」は、とにかく失点を避けたいトリックアボイダンス系トリテ。
ルール自体はシンプルで難易度も低めなんだけど、毎ラウンドダイスで決まる「パパヨーカード」がマイナス40点っていう爆弾級の存在で、それを避けるための駆け引きがワイワイ盛り上がる人気の一本。

恐怖の特殊カードが楽しい

毎ラウンド、ダイスを振ってどのスートの「7」がパパヨーになるかがランダムに決まります。
同じ7でも回によって悲劇だったり無風だったりするので、「今回はどのスートがヤバいのか」を確認するところからの緊張感が楽しい。
カード管理による押し付け合いが面白い
トリックを取っても得点は一切もらえなくて、逆にマイナスばかり増えていきます。
「パパヨー」は完全に運ではなく、最初にカードが配られた後、カードの交換があります。そこで、いかに人にカードを押し付けるかがすべてを決めるかもしれません。
そして、パパヨーカードを最後の最後で引き取った時の悲鳴がたまらない。
5人プレイがおすすめな理由
5人だと4種類のカードは各10枚なので均等に配られていたら、各2枚持ち。1巡は難なく行けるだろうなんて思ったり、種類を極端にしてみたりと試しますが、1ラウンドでマイナス250点ぐらい普通に動きます。
パパヨーカードの押し付け合いが誰にでも起こりうるし、マイナス点のでかさも大きすぎてぐちゃぐちゃなパーティー感。
1ラウンドはすぐ終わるので、みんなでワイワイ盛り上がるのにはいい気がします。
レベルプリンセス

| プレイ人数 | 3~6人 |
| ベスト人数 | 4~5人 |
| プレイ時間 | 約30~40分 |
| 対象年齢 | 8歳 |
| 難易度 | 1.86 |
「レベルプリンセス」は、結婚したくないプリンセスたちが王子の求婚から逃げ回るハーツライクなトリテ。
マストフォローの基本ルールに、プリンセスごとの個性的な能力とラウンドごとに変わるお題が組み合わさってて、飽きずに遊べる人気のパーティー系トリテ。
プレイヤーごとに固有の能力を持つキャラクターがいるのが面白い

それぞれ違うプリンセスを担当して、場の流れを動かせる能力を持っています。
同じ手札状況でも使えるキャラが違えば展開が変わってくるから、毎回違う戦い方を楽しめるのが面白い。
取ったカードによって得点が変わる

求婚してくる王子カードにはそれぞれ違うマイナス点が設定されてて、どの王子を避けたいかによって立ち回りが変わります。
「他は許すけど、このカエル王子だけは絶対取りたくない!」みたいな、醜い押し付け合いがテーマとルールに噛み合って盛り上がるのが楽しい。
5人プレイがおすすめな理由
「レベルプリンセス」は3〜6人対応で、5人で遊べばいろいろなプリンセスが登場して面白くなります。
その分、他の遊びやすいトリテと比べるとルールが少し難しくなりますが、キャラ能力の絡み合いが増えてどんどんカオスな場になってくるのは楽しいです。
パーフェクト勝利まであと一歩のところで、プリンセス効果でマイナス点を取らされた時は悔しかったです。
まとめ
今回は5人で遊ぶのにぴったりなトリックテイキングを紹介しました。どれも同じ「トリテ」というジャンルですが遊び応えが全然違うので、気分やメンツに合わせて選んでみてください。












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