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大会優勝者に聞いた『ごいた』の攻略・戦略・定石・勝ち方まとめ

ごいた攻略 まとめ記事
てう
てう

私が『ごいた』を教わったのは、とある大会の優勝経験ありで、店舗代表戦で連覇にも貢献しているペアでしたので、戦略・定石・勝ち方等を聞いてまとめました。

※定石や戦略の名称については、独自の呼び方のことがありますがご了承ください。

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『ごいた』の戦略について

『ごいた』は、全部で32枚の駒からランダムに8枚を手駒として配られる。

同じ配駒だとしても、パスをするのか、何から出すのかによって勝敗結果が変わる。

相手の攻めに対して、受ける駒があるのにあえて受けない方が勝てるということもある。

ペアと相談することができない競技なので、暗黙のメッセージといった戦術が生まれたり、

そのメッセージを受けて、攻略方法を変更するなど様々な戦術がでてきている。

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もっとも重要で悩ましいこと

次のことが、『ごいた』をする上で一番重要なことかもしれない。

これから紹介する、攻略・戦略・定石は相手も知っている。

相手も知っていたら、攻略や必勝法にならないではないかと言われそうだが、

そのことを念頭に置きながら、どのように立ち回るかの読み合いを楽しんでほしい。

初級編

初級編としては、他のプレイヤーを考慮しない自分だけでの攻略・戦略・定石を解説していく。

【し】は弱い

【し】は全部で10枚ある。

【し】を1枚しか持っていない時、【し】を攻めで使った場合、相手は9枚も受ける駒を持っている可能性がある。最も受けられやすい駒である。

占有率について

占有率を意識すると強い駒が何かがわかりやすい。

【飛】は全部で2枚ある。1枚もっていると50%占有していることになる。

【馬】は全部で4枚あるので、3枚もっていれば75%占有していることになる。

自分が【馬】を3枚持っていて、味方が【馬】を持っている場合、【馬】で攻めれば【王】が出てこない限り3回攻めきれることになる。

基本は占有率の高い駒を出すのが強い行動となる。

【香】4枚について

先ほどの占有率の話の延長で、【香】は王でも止めることができないため、

4枚もっている時、出すことができればその時点で勝利が確定する。

最後の2枚、何を残すかで注意

最後、全員が「なし」パスを選択し上がりとなった場合、残っている駒2枚が同じである時、

点数が2倍になる。それを意識しすぎて致命的なミスをすることがある。

手持ちが【香】【角】【角】である場合、

【香】は強いので【角】2枚で上がれば80点になると思い、【香】を攻めに出して止められた時、絶望しかない。

誰かが【角】を出したら止めて上がろうと思っても、【角】は2枚しかないので誰かから出てくることはない!

てう
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一度このミスをしたことがあります・・・

【玉】【王】攻め

【玉】【王】と持っている場合、【王】を2巡目であれば攻めに使うことができる。

【王】は誰にも止められないので、勝てる可能性が大きく上がる

味方の攻めは基本パスする

味方の攻め、攻撃は基本的にパスしよう。

よっぽど勝てる自信があるときは、受けて攻めに転じても良いが、基本は「なし」とパスする方がよい。

中級編

中級編としては、場に見えている情報や勝ちを意識した攻略・戦略・定石を解説していく。

場を見る。河を見る。捨て駒を見る。

場の状況をみて駒の枚数を数えること。

基本中の基本で、【銀】が3枚見えていれば、自分が持っている【銀】は【王】でしか止まらない。

親は強い

親は最初の1枚不要な駒を伏せることができる。

邪魔な駒を1枚消費できることは強いうえに、最初に好きな駒を出せる点でもアドバンテージは大きい。

親ではない場合、上がりの点数を下げてでも親を取りに行くのはありと言える。

受けを広くする

麻雀と同じ考え方で、受けれる牌は1種類よりも2種類、2種類よりも3種類の方が強い。

『ごいた』も同じく、【し】【し】【し】【銀】で待つよりは、

【し】【銀】【馬】【香】と幅広く待っていた方が、受けやすく攻めに転じやすい。

5【し】について

基本的には仕切りなおした方がよい。

1枚【歩】はいらない、2枚【歩】は大事にしろ

※【歩】=【し】のこと。

『ごいた』名言の1つ。

1枚【歩】はいらない。

【し】が1枚しかない場合、【し】攻めをされても味方が対処してくれる可能性が高く、自分が【し】以外の強い駒を持っているので、その駒で攻め切ればよい。

2枚【歩】は大事にしろ。

【し】は弱いから伏せてしまえとした場合、他プレイヤーも皆2~3枚【し】を持っている可能性が高く、終盤の【し】を止められないことが起こりやすい。

【馬】は伏せやすい

【馬】は4枚あり、4枚のなかでは点数も一番低いため邪魔な駒として扱われることが多い。

最後の2枚、【し】を残すのか残さないのか

『ごいた』を教わった所によって、最後の2枚【し】を残すのか残さないのかタイプが分かれたりする。

終盤【し】で攻めるのは【王】で止めることができないため強気にでれるというのがあるが、

それを見越して【し】を持っておくという戦略。上がれた場合は高得点を取れる。

誰かが次で上がるとなった時は、まず【し】を持っているのかの読み合いが展開される。

上級編

上級編としては、他のプレイヤーとの意思疎通を意識した攻略・戦略・定石を解説していく。

かかりに応える

1回目の攻めは多く持っている駒を打つという定石がある。

味方の1打目に対し、自分の1打目も同じ駒を打つことをかかりに応えるという。

味方が【金】【金】と持っていて、【金】を打ってきた。

相手が【金】を受け、【銀】で攻めたときに、

自分が【銀】を受け、【金】で攻める、これにより味方のもう1枚の【金】は【王】でしか止まらないことが確定する。

最後の【金】はどこにあるだろうかという心配要素を減らし戦略を立てやすくするために、味方のメッセージに対して応えるという戦術。

逆に、味方の持っている駒ではなく別の駒を出すことで、

【金】は私は持っていない、代わりに【馬】を多く持っているという事で攻めに【馬】をだしてメッセージを伝えるといったことをすることもある。

1巡目はパスしやすい、されやすい

1巡目の攻めはパスを選択されやすいとうことがある。

詳細は省くが、その方が上がられた場合の点数を低くできることがある。

1巡目の【飛】【角】

1巡目はパスされやすいと記述したが、【飛】【角】については止めた方がよい。

パスをした場合、手持ちの【飛】【角】は死に駒となる。(持っていても受けるための攻め駒がない)

相手は不要な駒を1つ処理できるため、あえてパスするをして相手の味方が持っていると思わせる戦術は難しい。

5【し】、【し】攻め

中級編で5【し】は基本仕切り直しと言ったが、味方が3~4枚【し】を持っていて、

どちらかが親番の場合、【し】攻めという戦術が使える。

【し】は全部で10枚しかなく、味方と合わせて9枚持っている場合は、

占有率90%となり、1回しか相手にとめられない。

【し】は【王】でも止めることができないので、【し】を出すだけで勝てる。

【し】が1~2枚や、3枚でも他の駒が悪い場合など仕切りなおした方がよい。

対戦相手の性格を読む

『ごいた』は点数制のため、1回の勝敗で決着がつくわけではない。

前述した最後に【し】を残すのか、定石通りに打ってくるのかなど、

決着がつくまでに性格を読み、相手の法則性を逆手に取るとよい。

点数の意識

残り何点で勝利するのかを意識すること。

後10点で勝利する場合に、わざわざ【角】を上がり駒に持ってくる必要はない。

【し】で上がっても【角】で上がっても、勝利することには変わりない。

より上がりやすい戦術を取ればよい。

全ての駒がバラバラ

全ての駒がバラバラの場合は、【角】か【飛】を1打目に打ち、2打目に【し】以外の何かを打ち、

持ち駒がバラバラであることを伝えるメッセージというのがある。

番外編

型破り

これまでの戦略・定石・勝ち方を全て無視する、もしくは利用して打つ。

味方に誤ったメッセージを送ることになるので要注意!

例1

【香】をたくさん持っていると思わせて1枚しかない状態で1回目の攻めに使う。
(【香】を2枚は持っているだろうと思わせる)

1巡目はパスされやすく、不要なものを1枚処理できる。

2巡目に強い駒を出す。流れることでリーチ状態に。

例2

【馬】は伏せやすいということで、伏せずに終盤【馬】で攻める。

例3

【し】を1枚しか持っていないが、初手【し】で攻める。

【し】を多くもっていると思わせて、他の牌で立ち回る。

まとめ

『ごいた』には様々な、攻略・戦略・定石と勝ち方が存在する。

最初のうちは、ただ攻めに対して受けて、攻めるを繰り返し、上がりを目指す。

慣れてくると、上がるために相手が何の駒を持っているかを考えながら打つ。

そうして、勝ちやすい方法で攻めることを覚えつつ味方との意思疎通、相手との読み合いを楽しんでみてほしい。

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