
私の推理が正しければ、犯人はここだ!

私の予想ではここなんだよなぁ。

(全然わからない)
やっぱりそうだよねー、俺もここだと思う。
限られた情報から犯人はどこにいるのかを推理。もしわからなくても後手番であれば便乗できるかも?
『トリックと怪人』は、10枚のカードで繰り広げられる推理ゲームです。
少々嘘をつくブラフ要素はありますが、がっちりとした正体隠匿とまではいかないので、とても遊びやすく楽しむことができます。
この記事では、実際にプレイして感じた魅力・盛り上がり・気になった点を正直に紹介します。
「買う前に雰囲気を知りたい」「次に遊ぶボドゲを探している」「正直おもしろいの?つまらないの?」と迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
『トリックと怪人』とは?基本情報とルール概要

プレイ人数・プレイ時間
| 2~4人 | |
| 15分 | |
| 1回 |

準備/片付けやルール説明の時間を考慮すると、25分ぐらいかかるかもしれません。
『トリックと怪人』ってどんなゲーム?

マクガフィンをめぐる怪事件。犯人逮捕は目前に迫っているのに【怪人】が非常にやっかい。
怪人は巧妙な変装で姿をかくすため、どこに潜んでいるのかがわからない。怪人によって情報が操作されることを考慮しつつ、犯人を見つけ出すことを目指します。
4人プレイの場合、10枚のカードを2枚ずつ配り、1枚を伏せて場に出します。
場に出したカードが何であるかのヒントを与え、場に出たカードで一番数字が高いカードはどれなのかを推理。中には能力を持つカードもあるので要注意!
当てた人数によって得点が変わり、残った1枚でも同じことを行っていきます。
最終的に10点を獲得した人の勝利。

少し嘘をつく要素はあるけど人狼みたいに、がっつりと正体隠匿という感じではなく遊びやすいです。
実際に遊んで感じた『トリックと怪人』の面白い点・魅力
何度も遊びやすいが飽きやすいかも

『トリックと怪人』は1プレイ10〜15分ほどと非常に短いです。
なので「もう1回やろう!」となりやすく、空き時間やゲーム会の合間に何度も遊びやすいボードゲームです。
ただし、カード構成や展開は毎回大きく変わるわけではないため、短期間で遊び続けると少し単調に感じる人もいるかもしれません。
それでも、重たいゲームの合間や、ちょっと遊ぶかという時にちょうどいいボドゲなのは間違いないです。
ルールがシンプル、一度遊べば理解できる
このゲームの魅力は、説明書を読み込む必要がなく、実際に1回遊べば理解できます。
実際に1回遊ばなくても、1回説明を受けたら理解できる人が大半です。
小学5年生でも友達同士集まって盛り上がって遊んでいます。
「あれかな?これかな?」と推理するのが楽しい

『トリックと怪人』の一番楽しい瞬間は、カードを見ながら
「この色ヒント、さっきの行動と合ってないよな?」
「でも怪人カードなら嘘つけるし…」
と、頭の中で仮説を立てては崩す時間です。
情報量は少ないのに、考える余地はしっかりある。
しかも全員同時に同じ悩みを抱えるので、共有する探り合いの場の空気感がなんといえません。
正解したときの「やっぱり!」、外したときの「そっちか〜!」どちらも、推理そのものを楽しむタイプの人に刺さるゲームです。
推理が楽しくなって会話がはずんだりすると、時間がかかってしまうこともあるのでご注意を。
正直ここは”つまらない” or ”気になった”ポイント
運要素がやや強くつまらなく感じる
『トリックと怪人』は配られるカードが少なく、初期手札の影響を強く受けます。
そのため「考えたけどどうにもならなかった」「読みより運で決まった気がする」と感じる場面も正直あります。
情報が少なすぎて、完璧に推理をしても最終的に50%の運任せになったりもします。
ボードゲーム初心者には不向き?

ルール自体はシンプルですが、実際に遊ぶと「この色ヒントは本当か?」「怪人カードの可能性は?」と、同時に考える要素が意外と多いです。
そのため、ボードゲームに慣れていない人だと「何を手がかりに考えればいいのかわからない」と感じてしまうことあるみたいです。
感覚的に遊べるパーティーゲームとは違い、ある程度推理する楽しさを理解している人向け。
淡々と遊ぶと単調になり作業っぽくなることもあるので、トーク力で場を盛り上げたりする必要も時には出てくるかもしれません。

初心者向けに出すなら、フォローしながら遊ぶ工夫が少し必要です。
SNSでのリアルな口コミ・プレイヤーの声
トリックと怪人にはオリジナル版がある

トリックと怪人の初版であるオリジナル版は同人作品でした。
面白いと噂が広まり、オインクゲームズでの発売がきまり、「ゲームマーケット大賞2018 優秀作品受賞」もしています。
BGG(BoardGameGeek)とAmazonの評価
BGG(BoardGameGeek)での評価
BGG(BoardGameGeek)での『トリックと怪人』の評価は以下の通りです。
| 7240位 | |
| 6.6点/10点中 | |
| 2/1:簡単~5:難しい | |
| 4人 |
Amazonでの評価
Amazonでの『トリックと怪人』のカスタマーレビューは以下の通りです。


このゲームについて、面白さを高く評価しています。ワクワク感があり、和気あいあいとプレイできる点や、ボロ勝ちもボロ負けもないという意見もあります。推理要素が半分で、運要素半分の状態でボロ勝ちもボロ負けもないようです。
拡張版・オンラインプレイの情報
拡張セットや特別版について

拡張は確認できていません。
オンラインでも遊べる?

確認できていません。
『トリックと怪人』に似てるおすすめボードゲーム
■『ラブレター』
推理というよりは心理戦・駆引きの要素が強くなるが、2枚から1枚を出してを繰り返し、最終的に残った人か数字が高い人が勝利のシンプルで遊びやすいゲーム。
■『犯人は踊る』
誰が犯人なのかをカードプレイで探し出す、簡単で遊びやすく盛り上がるゲーム。
まとめ|『トリックと怪人』はどんな人におすすめ?
限られた情報から犯人はどこにいるのかを推理。もしわからなくても後手番であれば便乗できるかも?
『トリックと怪人』は、10枚のカードで繰り広げられる推理ゲームです。
少々嘘をつくブラフ要素はありますが、がっちりとした正体隠匿とまではいかないので、とても遊びやすく楽しむことができます。
こんな人におすすめ!
・気軽に何度も遊びやすいボードゲームがしたい人
・ルールがシンプルで一度遊べば理解できるボドゲがしたい人
・推理するのが好きな人
少し注意したい点
・運要素がやや強くつまらなく感じる
・ボードゲーム初心者には不向き?
1回目は完璧な推理を披露しても、正解が出てこない可能性が高く運要素が高めなきがしますが、会話から情報を仕入れて当てることもできます。
2回目は情報が豊富になり推理力が試される本気勝負ができて、さらに面白くなります。
ただし、犯人当ては相乗りされることもあるので、そこがまた難しい。1人勝ちで点数をたくさんもらいたいのにできなかったり、だますような行動をさらにしてみたりするのが、また面白い。

気になった方は、ぜひ遊んでみてください。
ボードゲームは、すぐに売切れになりやすいです。また、プレミア価格など店舗によって値段も違うので各店舗確認してみてください。





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