
チタン使うカード来い!

緑地タイルならいっぱい置けるんだよねー。

金ならある。
『テラフォーミングマーズ』は、それぞれが企業の特色を活かしながら火星を開拓してくボードゲームです。
200枚以上あるカード、様々な資源を使いながら、火星にタイルを配置し得点を稼いでいきます。
テラフォーミングマーズ公式サイトはこちら
この記事では、実際にプレイして感じた魅力・盛り上がり・気になった点を正直に紹介します。
「買う前に雰囲気を知りたい」「次に遊ぶボドゲを探している」「正直おもしろいの?つまらないの?」と迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
『テラフォーミングマーズ』とは?基本情報とルール概要

プレイ人数・プレイ時間
| 1~4(5)人 | |
| 90~120分 | |
| 4回 |

準備/片付けやルール説明の時間を考慮すると、240分ぐらいかかるかもしれません。
『テラフォーミングマーズ』ってどんなゲーム?

いざ、赤き惑星を手なずけろ!
人類の新時代を先導するのはどの企業だ!?
『テラフォーミングマーズ』では、各プレイヤーはそれぞれ特定の企業を経営します。
プロジェクト・カードをプレイし、資源の産出を増進させ、地図上に自分の都市や緑地を配置し、称号と褒賞の為の競争を繰り広げることになります!
酸素・気温・海タイルの3つの要素が規定値に到達したらゲーム終了。
最も活躍した企業が勝利します。
実際に遊んで感じた『テラフォーミングマーズ』の面白い点・魅力
幅広い戦略でそれぞれプレイングが違うのが楽しい

『テラフォーミング・マーズ』は、遊ぶたびに「今回はどんな戦略でいこう?」と考えるワクワクが止まりません。
発電特化で資源を回すもよし、植物重視で緑地を量産するもよし、序盤はおとなしく後半に爆発させる戦い方もあり。
遊ぶ人によってもゲーム展開が大きく変わるため、同じメンバーでも毎回新鮮なゲーム展開が生まれます。
「今回は何しようかな」を組み立てる楽しさが、このゲームの魅力とも言えます。
企業の特色を活かし、火星を発展させていくのが面白い

企業ごとに独自の能力や初期資源が設定されていて、「今回はこの企業の強みをどう使う?」というプレイヤーによって戦い方が違うのが面白いです。
例えば、植物を育てやすい企業なら緑地戦略、資金力が高い企業なら大型プロジェクトの連打など、スタートからプレイ感がガラッと変化します。
企業ごとの個性を最大限に活かして火星を発展させる流れが、単なる点取りゲームでは味わえない物語性と没入感を与えてくれます。

「緑地化が得意だったから、がんがん森作っていったよ」など終了後によく感想会的なことをしていました。
200枚を超えるカードで圧倒的な多様性とリプレイ性

とにかくカード枚数が多いです。
どれも効果やコストがユニークで、序盤にどんなカードを引くかで戦略が変わり、後半には「このコンボ、決まったら最高!」というシナジーが見えてきます。
同じ企業でも、引くカードによって全く異なる展開になるのが面白いところ。
遊ぶたびに新しい手が見つかるので、何度も遊びたくなるリプレイ性があります。
正直ここは”つまらない” or ”気になった”ポイント
『テラフォーミング・マーズ』は好きな人が多いですが、結構好き嫌いが分かれるゲームです。
1回でゲームを把握するのが難しい

私もそうでしたが、レビューや感想で「2回目から真に楽しめた」「やり込むほど味が出てとても楽しめる」といった感想が多いです。
様々な戦略を立てることができ、いろいろ試せるのが楽しいと言いますが、何から手を付けたらいいのかわからないというのが最初の正直なところ。
そして、ネックとなるのが1回のプレイ時間が長い。
とりあえず、遊んでみたら分かるよと言われても、その日のうちに2回目ということはないと思います。
何回か遊んでみると、効率の良い動かし方が分かったり、いろいろと試したくなってワクワクするのは間違いないです。
攻撃系カードがうざすぎる
200枚以上あるカードの中には、相手の資源を奪ったりなくしたりするカードがあります。
特定の条件でしか発動できないカードもあったりするのですが、その条件を満たしているのが自分だけとなると、せっかく計画した戦略がカード1枚でつぶされたりもします。
1回だけならまだ許せるという人も多いかと思いますが、毎ターンというものもあります。
それも、徐々に効率が良くなっていくゲームや、双方が影響を与えるゲームでの醍醐味とも言えますが、やられた方はたまったもんじゃありません。
プレイ時間が長い(終了条件がターンではない)
『テラフォーミング・マーズ』は、ターン経過で終了ではなく、酸素・気温・海タイルの3つの要素が規定値に到達したらゲーム終了です。
よって、負けていそうだなと思ったら規定値に達成しないように、他の行動を優先し続けるということも可能です。
それにより、プレイ時間がどんどん伸びていくということも起こりえます。
個人ボードが1枚ペラ紙で良くない

資源の産出量を管理するために半透明のキューブを置くのですが、個人ボードにちょっと触れると簡単にキューブが移動します。
そのため、裏に磁石が付けられるボードを付けたり、オリジナルで窪みのあるボードを作成したりとしている人が多数います。

2層式プレイヤーボードというものも販売されており、これがあるとないではプレイの快適度が全然変わってきます。
最初で勝負が決まる、プレリュード込みの方がいい
『テラフォーミング・マーズ』では最初に配られる企業カードと手札のカードで2~4割ほど勝負がつくとも言われています。
序盤の資源産出量が少なすぎて何もできないといったことが多く、そこでうまく立ち回った人が勝ちとなりやすいです。
そこで、拡張のプレリュードを入れることが一番のおすすめのプレイ方法となっています。
プレリュードは初期の資源や産出量を増やす拡張で、おおよそのターン数も1~3ターンほど短くなります。プレイ時間も短くなるので入れて遊ぶことをおすすめします。

慣れれば、プレリュードをなしにして序盤から”しっかり”と計画を立てた勝負をするのもありですね。
SNSでのリアルな口コミ・プレイヤーの声
BGG(BoardGameGeek)とAmazonの評価
BGG(BoardGameGeek)での評価
BGG(BoardGameGeek)での『テラフォーミングマーズ』の評価は以下の通りです。
| 9位 | |
| 8.3点/10点中 | |
| 3.27/1:簡単~5:難しい | |
| 3人 |
Amazonでの評価
Amazonでの『テラフォーミングマーズ』のカスタマーレビューは以下の通りです。


ゲーム自体は面白いと好評で、カードの種類が豊富で選ぶだけで楽しめる作品だと感じています。また、多彩な戦略や得点が伸びるゲームであることも特徴として挙げられています。 デザイン面では、高級感があり、しっかりしたボードゲームだと評価されています。
拡張版・オンラインプレイの情報
拡張セットや特別版について

拡張が5つ以上登場しています。また類似ゲームも登場しています。拡張に関してはプレリュードを入れて遊ぶのが一番人気です。
オンラインでも遊べる?

ボードゲームアリーナで遊ぶことができます。他にもスマホで遊べるアプリもあります。
『テラフォーミングマーズ』に似てるおすすめボードゲーム
■『SETI』
こちらは火星開拓ではなく、宇宙探索。
宇宙テーマという点で同じで、SETIも多くのカードがあり様々な要素で点数を稼いでいくゲームです。
■『プラネットアンノウン』
タイル配置の宇宙探索ゲーム。
どのタイルを獲得できるのかが、回転テーブルで決まるのが面白い。
まとめ|『テラフォーミングマーズ』はどんな人におすすめ?
『テラフォーミングマーズ』は、それぞれが企業の特色を活かしながら火星を開拓してくボードゲームです。
200枚以上あるカード、様々な資源があり多様性が高く、リプレイ性も高いボードゲームです。
こんな人におすすめ!
・幅広い戦略でいろいろなプレイングを楽しみたい人
・各特色を活かした遊び、何かを発展させていくのが好きな人
・圧倒的な多様性とリプレイ性を経験したい人
少し注意したい点
・1回でゲームを把握するのが難しい
・攻撃系カードがうざすぎる
・プレイ時間が長い(終了条件がターンではない)
・個人ボードが1枚ペラ紙で良くない
・最初で勝負が決まる、プレリュード込みの方がいい
『テラフォーミングマーズ』は最初ある程度理解できたと思ってプレイしても、できることが多くどうしたらいいんだろうと悩むことが多いゲームです。
2回目からはコツも多少は分かるようになり、次はこういったプレイングをしてみたいなと何度も遊びたくなる要素が多いです。
しかし、1回のプレイ時間がとても長く箱に書いてある120分では終わりません。
それでも、「この企業とこの手札なら電力関係でいきたいな」「この企業なら緑地化中心か」などいろいろと試してみたいことがでてきますし、何度か遊んでみたくなるボードゲームであることは間違いないです。(PC版買っちゃった)

気になった方は、ぜひ遊んでみてください。
ボードゲームは、すぐに売切れになりやすいです。また、プレミア価格など店舗によって値段も違うので各店舗確認してみてください。





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