
人狼みたいながっつりとした正体隠匿はやりたくないけど、遊びやすい正体隠匿ってないかな?

チーム戦で味方にあまり迷惑をかけないのがいいよね。

そうだね~。暗黙のルールとかセオリーもないほうがいいかも。

それであれば、『タイムボムQ』なんてどうかな

タイムボムQは、QポリスとNボマーズに分かれて行う正体隠匿ゲームで、人狼のように途中離脱もないし、ゲームマスターもいらないから遊びやすいよ。
さっそく、ルールや評価・レビューなど確認していきましょう。
タイムボムQとはどんなボードゲーム?

プレイ人数・プレイ時間
![]() | 2~8人 |
![]() | 20~40分 |
![]() | 1回 |

準備/片付けやルール説明の時間を考慮すると、50分ぐらいかかるかもしれません。
タイムボムQの概要

電脳世界で敵味方を探り、自分のチームを勝利に導け!

激しいノイズで自分以外の正体が分からない、電脳世界。
1人が「観測者」となり、自分以外の手札を1枚めくり、「突破」ならQポリスの、「ノイズン」ならNボマーズの勝利に近づきます。
参加人数分の枚数手札をめくり、それを1ラウンドとします。全ての「突破」カードがめくられたらQポリス陣営の勝利、4ラウンド経過もしくは「ノイズン」が爆発したらNボマーズ陣営の勝利です。
正体隠匿のゲームだけど、「途中離脱なし」「ゲームマスター不要」の遊びやすいボードゲームです。

正体隠匿(人狼)が苦手な人って、初日につられて暇とかミスして攻められるとかあるけど、それがないのがいいよね。

ルール、遊び方をちょこっと紹介
勝利条件
【Qポリス】
全ての突破カードがめくられた
【Nボマーズ】
4ラウンドが終わっても決着せずもしくは、ノイズンカードの条件達成
終了条件
勝利条件と同じ
ゲームの準備

遊ぶ人数に応じた陣営カードを選び配る。自分だけ配られたカードの陣営を確認する。
遊ぶ人数に応じたノイズンカードを選び出しランダムで人数分抜く。その後、突破カードと混ぜて5枚ずつ配る。
全員は、自分の手札の内訳を確認した後、よく混ぜてから手元にカードを伏せます。

手札の内訳は非常に重要なので覚えておきましょう。といっても忘れても大丈夫です。覚えるの意外と難しいです。
主な流れ
- 議論する
観測者が議長となって、2分以内を目安に議論をする。
情報収集の時間です。
Qポリス陣営は突破カードを当てたいので「突破を持っている人は、せーので指を立てて枚数を教えてください。」など情報を集めます。
- 観測する
観測者は自分以外の裏向きの伏せられたカード1枚選びオープンする。
- カードの処理
カードに書かれた処理を解決する。
オープンされたカードに対応するコマを1マス進め、カードの効果を解決します。また観測された人が次の観測者となり次のラウンドを行います。

Nボマーズで嘘が苦手な人でも大丈夫。基本は2通り。
突破を持っていたら少なく申告する。
突破を持っていなかったら多く申告するだけ。簡単でしょ。
ノイズンカードの種類
トバスン | あなたはブロックコマを1つ外す。 |
サンサン | サンサンは3枚観測されたら爆発する。 |
フヤスン | 4ラウンド目の観測を1回増やす。 |
ヘラスン | 4ラウンド目の観測を1回減らす。 |
スルルン | スルルンはブロックできない。 |
バクレン | バクレンは2枚連続で観測されたら爆発する。 |
ダブルン | あなたは次の観測時、同じ人を追加で1枚観測する。 |
モツレン | 今観測した人とされた人は陣営カードを裏のまま入れ替える。 |
テレポン | 除外山の上から1枚を手札にまぜ、手札から1枚を除外山の下に戻す。(突破は選べない) |

タイムボムQのBGG評価
BGG(BoardGameGeek)でのタイムボムQの評価は以下の通りです。
![]() | -位 |
![]() | -点/10点中 |
![]() | -/1:簡単~5:難しい |
![]() | -人 |
AmazonでのタイムボムQの評価
AmazonでのタイムボムQのカスタマーレビューは以下の通りです。

タイムボムQの評価・レビュー
SNSでの評価・レビュー
高評価と低評価のまとめ
タイムボムQはタイムボムのリニューアル版
タイムボムQはタイムボムのリニューアル版でタイムボムの遊びやすさを残しつつ、効果カードが増えて多様性が増しています。
遊びの幅は広がりましたが、人によっては複雑になってわかりにくくなったという人もいるかもしれません。別ゲーになったと思う人もそれなりにいる印象です。
タイムボムはタイムボムQに比べるとシンプルなので、よりトーク力が求められる気がします。気になった方は以下参考記事を読んでみてください。
遊んでみて起こったできごと紹介
忘れちゃった

突破1枚持ってるよ!

ちなみにサンサンが2枚オープンされて後1枚だけど・・

あれ?トバスンとあと何だっけ・・・フヤスンかヘラスンであと1枚が思い出せない。
タイムボムQの攻略・拡張・オンラインについて
攻略/勝ち方/コツ/楽しみ方についてちょこっと紹介

何の手札を持っていたかは覚えておく必要がありますが、意外と難しいので、わざと忘れちゃったも戦略としてはあり。
拡張はあるのか?

拡張は確認できていません。
オンラインプレイはできるのか?

確認できていません。
【タイムボムQ】評価・レビュー | 正体隠匿が苦手でも遊びやすいボードゲームのまとめ
タイムボムQとは、正体隠匿が苦手な人でも遊びやすく楽しめる爆弾解体ボードゲームです。
正体隠匿が苦手な人は嘘をつくのが苦手だったり、人狼をイメージすると初日につられてやることがなくなるイメージがあると思いますが、タイムボムQではその心配がいりません。
嘘をつく必要はありますが、おおよそ2パターンの嘘のつき方で大丈夫ですし、正義側でもカードの種類が覚えられず嘘をついてしまう場合があります。また1つの発言で全てが終わってしまうこともないので気軽に遊べます。
タイムボムを知っている人は、タイムボムQになってどう変わったか気になる所ですが、評価は賛否両論と言った感じです。
1発アウトがなくなったのは良いことですが、カードの種類が増えて複雑になっています。トークや情報戦というより、カード能力ゲームになり正体隠匿ではなくパーティーゲームに近くなった感じです。
タイムボムが新しく進化したというよりも、別のゲームとなってタイムボムQが出てきたと思った方がいいかもしれません。別ゲームだからつまらないということはなく、「後1枚どこにあるんだ」というヒリツキ感や嘘の情報でしてやったりという要素はしっかりと残っています。
公式も言っていますが、ちょっとNボマーズ強すぎじゃないかなという感じはしました。5人で遊んで1ラウンド目に突破を3枚、2ラウンド目に突破を1枚公開しましたが、Nボマーズが勝ちました。慣れるとQポリス陣営も巻き返すそうなのでもっと遊ばないといけないですね。

気になった方は、ぜひ遊んでみてください。
ボードゲームは、すぐに売切れになりやすいです。また、プレミア価格など店舗によって値段も違うので各店舗確認してみてください。

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