
ドラゴン最初から強かったなー。

スライムも合体されると手が付けられないよ。

そんなこと言ったら、エイリアンは動きが読めなくて苦労したよ。
5つの種族それぞれに特徴がある『ヘゲモニア戦記』種族の違いを楽しみながらの陣取り合戦が、このボードゲームの魅力。

さっそく、ルールや評価・レビューなど確認していきましょう。
ヘゲモニア戦記の基本情報

ヘゲモニア戦記はどんなボードゲーム?

種族の個性を活かしながら、大陸の覇権を取り合うボードゲーム
「ヘゲモニア戦記」は、ヒューマン・ドラゴン・エルフ・スライム・エイリアンという個性的な5つの種族を率いて、大陸「ヘゲモニア」の覇権をめぐる戦いに挑むゲームです。
各エリアで過半数を取って資源を獲得し、自分の勢力を強化して拠点を築き、先に4つの拠点を建設したプレイヤーが勝利します。
初心者でも入りやすく、30〜45分で遊べる戦略性の高いゲームです。

資源獲得のために交渉もできるのか。

カタンを軽く遊べるようにしたゲーム要素と言われてるね。
プレイ人数・プレイ時間
![]() | 2~5人 |
![]() | 30~45分 |
![]() | 4回 |

準備/片付けやルール説明の時間を考慮すると、60分ぐらいかかるかもしれません。

ヘゲモニア戦記の遊び方・ルール
ヘゲモニア戦記の遊び方・ルールをちょこっと簡単に紹介。

ゲームの目的
資源を集め、4つの拠点を建設する
勝利条件
4つの拠点を建設した人が勝ち
終了条件
4つの拠点を誰かが建設したら終了
基本の進行フロー
- 資源出現フェイズ
山札からプレイヤー人数分資源カードをめくり、配置する
山札から資源カードを人数分めくり、めくったカードに書かれているマークと同じエリアへ並べる。
めくったカードが横取りカードだった場合、他のプレイヤー1人の手札から1枚横取りするか、山札から1枚カードを取得する。
各エリアで、資源カードが7枚以上の場合、2枚まで減らす。
- 移動フェイズ
種族毎の移動アイコン分、コマを動かす
自分の種族のコマか拠点チップがあるエリアは、他の種族のコマを別のエリアに移動させることができる。
- 資源獲得フェイズ
各エリアで過半数を超えている種族は、そのエリアの資源を獲得する
手番プレイヤーでなくても、過半数を超えているエリアがあった場合は資源を獲得する。
コマや種族によって勢力の値が違うので各自要確認
- ラベル発展フェイズ
6つのアクションを好きなだけ行う(一部、資源を支払う必要あり)
- コマ作成
- 能力強化
- 拠点設置
- 移動力強化
- 資源交換
- 交渉
自分の拠点があるエリアにコマを配置することができる。
エリアに配置されているコマを勢力の強いコマに強化する。
※ヒューマンとドラゴンのみ自分のコマがいるエリアにで拠点がない場合、拠点を作成することができる。
移動力を増やすことができる。
※エルフとエイリアンのみ手持ちの資源カードを2枚捨て、山札から1枚資源カードを引く。
他のプレイヤーと資源カードの交換をする。
0枚での交換はできない。手番プレイヤーのみが交渉を行える。
- ラベル終了フェイズ
手札の資源カードが7枚以下になるようにする
各種族の特徴
- ヒューマン
- ドラゴン
- エルフ
- スライム
- エイリアン
平均的な能力。コマの強化をすることができる。
コマ1つの制圧力が高い。コマの強化をすることもできる。
移動力が高く、エリアの移動がしやすい。
移動力が最低限しかなく、コマの勢力も低いが、合体し勢力を大きくすることができる。
他プレイヤーからの邪魔をされにくい。母艦を中心に行動する。

どの種族も特徴的で全部遊んでみたい。

プレイ時間がそこまでながくないし、1日で全部は難しいけど何回か遊べそうだね。
戦略・攻略のポイント

フットインザドア。感情言葉
問題と原因の気づきがあれば、
そして、悩みを解決できる要素の追加ができたらする

ヘゲモニア戦記の魅力・面白さ
ヘゲモニア戦記で遊んでみて面白かった点や魅力、評価ポイントについての紹介です。
軽めのプレイ時間(30〜45分)で戦略の感触を味わえる

ヘゲモニア戦記の魅力のひとつは、30〜45分という短時間で「戦略ゲームの醍醐味」を味わえることです。
ルール自体はシンプルながら、どのエリアを狙うか、いつ拠点を建てるかといった判断が常に問われます。
軽めのゲームですが、手番ごとの選択がしっかり結果に影響するため、終わった後に「もう一回やろう!」と思える満足感があります。

1時間以内でしっかり戦略を楽しみたい人には、まさに理想的なバランスです。
種族ごとに特徴があり、プレイヤーごとに異なる戦略を楽しめる

ヘゲモニア戦記は、ヒューマン・ドラゴン・エルフ・スライム・エイリアンの5種族が登場し、それぞれ個性的な特性を持っています。
例えば、スライムは数を増やして合体する楽しさ、ドラゴンは少数ながら圧倒的な強さ。エルフは素早く動け機動力。こうした種族の特徴がプレイヤーごとの戦略を大きく変えるので、遊ぶたびに新鮮な展開が生まれます。

今回はどの種族で遊ぼうか?全種族で勝ってみたいですね。
エリアマジョリティ+資源管理が盛り上がる
ヘゲモニア戦記は、ボード上のエリアで単独過半数を取ることが重要なルールです。
単に数を置くだけでなく、他プレイヤーの動きを読みながら「ここで集めて勝負に出るか」「退けるか」を見極める緊張感がたまりません。
さらに、制圧したエリアから得られる資源をどう使うかも重要なポイント。コマを増やすか、拠点建設を狙うか、その判断で勝敗が分かれます。

資源の交渉がカタンの簡易版やROOTの簡易版とも言われています。
ヘゲモニア戦記のデメリット・注意点
ヘゲモニア戦記で気になった点や注意点のレビューです。
種族により強い弱いがある
ヘゲモニア戦記は5つの種族が存在しますが、各種族特徴があるため、どうしても強い・弱いが生まれます。
ただし、強さも序盤が強い、終盤が強い。みんなが1か所に集まると強い、散らばると強いなど、それぞれで、勝った負けた報告を見ると、意外とバラバラでどの種族に偏っているというのがありません。
強いて言うなら、ドラゴンが遊びやすく強いかなぁといった印象。各種族の特徴をつかむまでは、強い弱いがありすぎるという意見がでそうです。
真に楽しむには5種族の理解が必要
プレイ自体は自分の種族の特徴を理解すれば遊ぶことができるが、他のプレイヤーの邪魔をしたり、危機回避をしようと思うと、他の種族の特徴も理解する必要がある。
全部の種族の特徴を理解しようとすると結構大変で時間がかかったりする。
ヘゲモニア戦記のBGG評価
BGG(BoardGameGeek)でのヘゲモニア戦記の評価は以下の通りです。
![]() | -位 |
![]() | 6.7点/10点中 |
![]() | 2/1:簡単~5:難しい |
![]() | -人 |
Amazonでのヘゲモニア戦記のレビュー
Amazonでのヘゲモニア戦記のカスタマーレビューは以下の通りです。

家族で遊べる、カタンみのある、ファンタジー要素のある、というキーワードで探して、たどり着いたゲームでした。
我が家では得意種族がそれぞれできてきました。なぜ嫁さんはスライムで勝てるんだ、、、
全体的に面白いゲームで満足していますが、プレイして特に思ったことは以下です。
・ルールは分かりやすく、種族ボードの記載も相まってプレイ中にルールを再確認することはなかったです。
・種族によって癖や相性が結構あり、序盤に出遅れてやっておくべきことが出来てないと後半に盛り返すのが難しく感じました。
・プレイしたメンバーの問題かもしれませんが、交渉によるカードの交換は少ししか発生しませんでした。
ヘゲモニア戦記の口コミ・評判
SNSでの評価・レビュー
ヘゲモニア戦記の拡張版・オンラインについて
拡張版はあるのか?

拡張は確認できていません。
オンラインプレイはできるのか?

確認できていません。
ヘゲモニア戦記 評価&レビュー | 5回は遊びたい種族別の陣取りのまとめ
ヘゲモニア戦記は、5つの種族それぞれ固有の能力があり、プレイヤーごとに異なる戦略を楽しめるボードゲームです。固有の能力を活かしエリアを制圧していくことで資源を獲得でき勝利へと近づきます。
1プレイが1時間程度で終わるため、もう一回遊ぶことができて様々な戦略を楽しむことができます。
私は、ヒューマンとドラゴンとスライムとエルフで遊んだことがありますが、どの種族も特色を活かして遊べるので楽しかったです。ドラゴンに関しては1つのコマの勢力が高いので、他プレイヤーから邪魔だと、のけ者扱いにされ続けるのが面白かった。
初めて遊ぶ時は、周りを見て平均的な動きになりがちで、あまり何もできずに勝てなかったということがあるかもしれませんが、プレイ時間も程よく2回目ができるので、1回目の反省を活かして2回目挑戦できるのがいいですね。

気になった方は、ぜひ遊んでみてください。
ボードゲームは、すぐに売切れになりやすいです。また、プレミア価格など店舗によって値段も違うので各店舗確認してみてください。

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