ボードゲームで遊んだ記録用に写真を撮ってみたけど、なんか微妙。パッとしない写真しか取れない。あなたもこんな悩みを抱えたことはありませんか?
・ボードゲームのいい感じの写真の撮り方が分からない。
・ボドゲの映える写真が撮りたい。
・ボードゲームの楽しさを写真で伝えたい。
・ボドゲのプレイ写真を上手に撮りたい。
私は写真のプロではありませんが、写真の上手な撮り方について調べ、SNSにアップされている写真を500枚以上見ていくと、ある共通点が見つかりました。
今回は、わざわざ写真用にボードゲームをセッティングするとかはあまり行わず、ボードゲームをいい感じに撮り映える写真になる方法についてまとめました。
この記事を読んで、SNSで映えるボードゲーム写真をアップしていきましょう。
映えるボードゲームの写真には構図が重要

写真をいい感じに撮るには構図が重要です。ただただ真上からボドゲの写真を撮るのではなく、いくつか決まった構図を意識して、写真を撮るだけで映え方が変わります。
そんな映えるボードゲームの写真を撮るために知っておきたい構図を12種類まとめました。
これから紹介していく構図が、遊んでいるボードゲームでどう当てはまるか意識してみてください。
三分割構図

画面を縦横それぞれ三分割し、交差点やライン上に主役を置く構図。
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スマホやカメラの「グリッド表示機能」を使えば簡単に意識できます。
プレイヤーの手や駒などの動きのある要素を左または右の縦ライン上に配置すると、自然な視線の流れが生まれます。
ボードやカードを中央から少しずらすことで、空間に余白ができ写真が「こなれた」印象になります。
二分割構図(水平線構図)

画面を上下または左右に均等に二つに分割する構図。
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二分割した上下や左右で、プレイヤーの駆引き感を演出できる。左側にタイルや資源、右側に説明書やサマリーを配置することで視覚的に情報を整理できたりする。
2人専用ボードゲームが最適で、下半分が自分の状況、上半分が相手の状況と把握しやすい。
対角線構図

画面の隅から隅へと対角線上に要素を並べる構図。
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ボードや駒を斜めに配置することで、画面に動きと奥行きがでます。
例えば、駒の配置が直線であってもカメラを傾けて斜めにすることで、視線が自然と写真の奥へ向かう構図になります。
道があるボードゲームでは、道の流れを斜めに撮るとより立体的に見えます。
斜線構図

写真の中に斜めの線(ボードの縁、カードの列、マス目など)意図的に入れる構図。
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視線が斜め方向に導かれ、ダイナミックな印象になります。
長方形のボードを斜めから撮ることで、立体感と流れが出せます。
カードを斜めに並べる、道やラインを斜めからとらえることで「展開中」の臨場感を表現できます。
日の丸構図

主役をど真ん中に配置する構図。
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シンプルながら視線が一発で中心に集まるため、強調力があります。
コンポーネントの美しさや印象的なカードなど、強調したい1点がある時に効果的です。
ただし、単調に見えやすいので、背景に少し変化をつけると◎(斜めの影、小物など)
三角形構図

カードやボードを三角形の配置になるように意識した構図。
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安定感と調和が生まれる構図です。プレイヤーの手と中央のボード山札などで三角形(逆三角形)の配置になると、視線がぐるりと巡るようになります。
例えば、ペンギンパーティーなど意図的に三角形に並ぶボードゲームに最適で、まとまり感や物語性がでて美しい写真になります。
サンドイッチ構図

左右(または上下)を似た要素で挟み込み、真ん中に主役を置く構図。
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「左右(上下)に同じような色・形・明るさ」を置くことで、中央が引き立つ仕組みです。
左にカードの束、右にチップ、真ん中にプレイヤーの手が伸びる状況だと「今、何かが起きる」感が演出されます。
テーブルの端と奥をぼかし、真ん中の駒やカードにピントを合わせることで、自然と目線が中央へ行くことになります。
対比構図

異なる要素(色・形・大きさ・質感・明暗など)を一緒に配置し、違いを際立たせる構図。
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派手な色の駒と地味なボードや、成功例と失敗例など、意図的に差を並べることで注目を引くことができます。
「使い込んだ感のあるコンポーネント」と「未使用のコンポーネント」など、物語性が出せたりもできます。
C字構図

写真の中にC字型の形や流れを意識して、視線がぐるっと回るように配置する構図。
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Cの空いている側に視線が向かうため、視覚的に柔らかく、自然な流れが生まれます。
ボードの一部やタイル、駒の配置がCの形になっていて、その内側に主役を置きたい場合に最適です。
S字構図

視線がS字を描いて流れていくように配置された構図。
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曲線的でエレガントな印象を与え、奥行きやリズム感を出せます。
マス目や道が曲線になっているボードゲームで道がS字になっている場合に最適です。道だけなく、チップや駒がSの流れになっていても効果的です。
シンメトリー構図

画面の左右(または上下)を対称に配置することで、安定感と美しさがでる構図。
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ゲーム開始前のセットアップ全体を真上から撮る時に効果的。
タイル配置系や、カードが四方に並ぶゲームでは、真ん中にボードを置いて左右均等にカードやチップを配置するときれいな構図になります。
パターン構図

同じ形や色の要素を繰り返し並べることで、視覚的なリズムや秩序を感じさせる構図。
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チップ・カード・タイルなど規則正しく並んでいることで、ボードゲーム特有の「整然とした世界」を演出することができます。一定の規則に沿って繰り返すことでリズム感が生まれます。
一部分だけ「乱れ」や「違う要素(主役)」を入れると、そこに視線を集中させることもできます。
ボドゲの箱込みの写真で、遊んできた、プレイ感を出す写真には手が重要
「ボードゲームで遊んできたよ」という写真を撮りたいのに、よそよそしい殺風景な感じがする写真になってしまう。
「プレイしてきた感が出た写真が撮りたい」といった場合に意識したいことをまとめました。
ボードゲームの箱(ジャケット、パッケージ)を含めた写真について紹介していきます。
ボードゲームの箱(ジャケット、パッケージ)のみは宣材風写真になる

ボードゲームを遊んできた記録として、箱を撮りたい人は多いと思います。ボードゲームの箱だけを写すと、宣材写真のようになってしまいます。
そこでプレイ感を出すには、ボードゲームで遊んだ結果、うまくいったポイントや衝撃的だった出来事が残っている部分を含めて撮ると遊んできた、プレイ感が演出されます。
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手を入れることで躍動感やプレイ感、遊んできた感がでる
遊んできた感をだすには、自分が笑顔で写るのが一番です。しかし、SNSで自分の顔を出すのは嫌だという人は多いと思います。
そういった場合は、手で箱を持つだけで躍動感やプレイ感が現れ、遊んできた感がでてきます。
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まとめ
この記事では、ボードゲームの写真をいい感じに撮る方法として、映える構図についてと、箱を含めて撮るおすすめの方法をまとめました。
簡単にできそうなのは、中心をあえてずらす三分割構図や、カメラを傾ける対角線構図、斜線構図になります。ボドゲの箱を手に持って写真を撮るのも、遊んできた感がでて良いですね。
構図だけではなく、この他にもちょっとしたテクニックでボードゲームの映える写真が撮れるようになります。(グリッド線を表示や、ピント調整、ローアングルなど)
⇒ボードゲームの写真を上手に撮るテクニック
ぜひこの記事を参考に、あなたもいい感じの映えるボードゲームの写真を撮ってみてください。
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